ランディングページ(LP)はなぜ必要?役割・メリット・作り方をわかりやすく解説
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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
Web広告の運用を始めたばかりの方にとって、最初につまずきやすいのが専門用語の多さです。
「CTR」「CVR」「CPA」「ROAS」などのアルファベットの指標に加えて、「リターゲティング」「コンバージョンタグ」「P-MAX」「品質スコア」など、実務では当たり前のように使われる言葉が数多く登場します。
これらの用語を理解しないまま広告運用に関わると、レポートの数値を正しく読み取れなかったり、改善施策の意図がわからなかったり、社内外の打ち合わせについていけなくなったりすることがあります。
この記事では、新人・中途入社者などWeb広告初心者の方向けに、実務で頻繁に使うWeb広告関連用語をわかりやすく解説します。基本用語から効果測定指標、広告の種類、ターゲティング、入札、計測、広告運用ツールまで、幅広く整理しています。
Web広告は、ただ広告を配信するだけでは成果につながりません。
広告がどれくらい表示されたのか、どれくらいクリックされたのか、どれくらい問い合わせや購入につながったのかを数値で確認しながら、改善を続けていく必要があります。
そのため、Web広告運用では多くの専門用語や指標が使われます。
たとえば、広告のクリック率を表す「CTR」、コンバージョン率を表す「CVR」、1件の成果獲得にかかった費用を表す「CPA」などは、日々の広告レポートで必ずと言っていいほど登場する指標です。
これらの用語を理解しておくことで、広告の成果を正しく把握し、改善すべきポイントを見つけやすくなります。
まずは、Web広告の基本となる用語から見ていきましょう。
インプレッションとは、広告が表示された回数のことです。
ユーザーの画面に広告が1回表示されると、1インプレッションとしてカウントされます。広告がどれだけ多くのユーザーの目に触れる機会を得たかを確認するための基本的な指標です。
たとえば、広告が1,000回表示された場合は「1,000imp」と表現されます。
ただし、インプレッションが多いからといって、必ずしも成果が出ているとは限りません。広告が表示されても、クリックや問い合わせにつながらなければ、広告の目的を達成できていない可能性があります。
そのため、インプレッションはクリック数やCTR、CV数などとあわせて確認することが重要です。
クリックとは、ユーザーが広告をクリックした回数のことです。
広告を見たユーザーが興味を持ち、広告主のWebサイトやランディングページに移動した回数を表します。
クリック数が多い場合、広告文やバナー、配信対象ユーザーとの相性が良い可能性があります。一方で、クリック数が多くてもコンバージョンにつながらない場合は、ランディングページの内容や訴求内容、ターゲティングに課題があるかもしれません。
クリック数は、広告への関心度を測るうえで重要な指標です。
コンバージョンとは、広告の目的として設定した成果のことです。
Web広告におけるコンバージョンは、案件やビジネスモデルによって異なります。たとえば、以下のような行動がコンバージョンとして設定されます。
不動産広告であれば、「資料請求」「来場予約」「お問い合わせ」などがコンバージョンに設定されることが多いです。
広告運用では、コンバージョン数を増やすことが大きな目的のひとつになります。
ランディングページとは、広告をクリックしたユーザーが最初に訪れるページのことです。
一般的には、コンバージョンを目的として設計された専用ページを指すことが多く、「LP」と略されます。
LPでは、商品・サービスの魅力、特徴、料金、実績、導入メリット、お客様の声、問い合わせフォームなどを掲載し、ユーザーに行動を促します。
広告でどれだけ多くのユーザーを集めても、LPの内容がわかりにくかったり、フォームが使いづらかったりすると、コンバージョン率は低くなります。
そのため、広告運用では広告文やターゲティングだけでなく、LPの改善も重要です。
Web広告では、成果を数値で確認しながら改善していきます。ここでは、広告レポートでよく使われる代表的な指標を解説します。
CTRとは、広告が表示された回数に対して、どれくらいクリックされたかを示す割合です。
計算式:クリック数 ÷ インプレッション数 × 100
たとえば、広告が10,000回表示され、100回クリックされた場合、CTRは1%です。
CTRが高い場合、広告文やクリエイティブがユーザーの興味を引けている可能性があります。一方で、CTRが低い場合は、広告の訴求内容、見出し、画像、配信対象などを見直す必要があります。
CTRは、広告がユーザーにとって魅力的に見えているかを判断するための重要な指標です。
CVRとは、広告をクリックしてサイトに訪問したユーザーのうち、どれくらいがコンバージョンに至ったかを示す割合です。
計算式:コンバージョン数 ÷ クリック数 × 100
たとえば、広告経由で100人がサイトに訪問し、そのうち5人が問い合わせをした場合、CVRは5%です。
CVRが低い場合、広告で集めているユーザーとLPの内容が合っていない、フォームが使いづらい、訴求が弱い、情報が不足しているなどの原因が考えられます。
広告運用では、クリックを増やすだけでなく、CVRを高めることも重要です。
CPCとは、1クリックあたりにかかった広告費用のことです。
計算式:広告費 ÷ クリック数
たとえば、広告費が10,000円でクリック数が100回だった場合、CPCは100円です。
CPCが高くなると、同じ予算で獲得できるクリック数が少なくなります。ただし、CPCが高くても、そのクリックが質の高い見込み客につながっていれば問題ない場合もあります。
CPCは単純に安ければ良いというものではなく、コンバージョンやCPAとあわせて判断することが大切です。
CPAとは、1件のコンバージョンを獲得するのにかかった広告費用のことです。
計算式:広告費 ÷ コンバージョン数
たとえば、広告費が100,000円で10件の問い合わせを獲得した場合、CPAは10,000円です。
CPAは、広告運用において非常に重要な指標です。多くの案件では、「CPAをいくら以内に抑えたい」という目標が設定されます。
CPAが高い場合は、クリック単価が高すぎる、CVRが低い、ターゲティングが広すぎる、広告文とLPの内容が合っていないなどの課題が考えられます。
ROASとは、広告費に対してどれだけ売上が得られたかを示す指標です。
計算式:売上 ÷ 広告費 × 100
たとえば、広告費が100,000円で売上が500,000円だった場合、ROASは500%です。
ROASは、広告費1円あたりどれだけ売上を生み出したかを確認するために使われます。ECサイトなど、広告経由の売上が明確に把握できるビジネスでよく使われます。
ROASが高いほど、広告費に対して効率よく売上を獲得できていると判断できます。
ROIとは、投資に対してどれだけ利益が得られたかを示す指標です。
計算式:利益 ÷ 投資額 × 100
ROASが「売上」に注目する指標であるのに対し、ROIは「利益」に注目する指標です。
広告費に対して売上が大きくても、原価や人件費などを差し引いた利益が少なければ、事業としては効率が良いとは言えません。
そのため、広告運用の成果をより正確に見る場合は、ROASだけでなくROIも意識する必要があります。
Web広告にはさまざまな種類があります。それぞれ特徴や向いている目的が異なるため、商材やターゲットに合わせて使い分けることが重要です。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告です。
検索結果の上部や下部に表示されることが多く、検索連動型広告とも呼ばれます。
たとえば、ユーザーが「新築マンション 東京」「不動産 資料請求」「注文住宅 相談」などと検索した際に、そのキーワードに関連する広告を表示できます。
リスティング広告は、すでにニーズが顕在化しているユーザーにアプローチしやすいのが特徴です。
主な媒体:
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像・動画・テキスト広告のことです。
バナー広告とも呼ばれ、ニュースサイト、ブログ、アプリ、動画サービスなど、さまざまな場所に表示されます。
リスティング広告が「検索しているユーザー」に向けた広告であるのに対し、ディスプレイ広告は「まだ検索していない潜在層」にもアプローチしやすい広告です。
認知拡大やリターゲティング施策で活用されることが多いです。
SNS広告とは、Facebook、Instagram、X、LINE、TikTokなどのSNSプラットフォーム上で配信される広告です。
SNS広告は、ユーザーの年齢、性別、地域、興味関心、行動履歴などをもとに細かくターゲティングできる点が特徴です。
画像や動画を活用した視覚的な訴求にも向いています。
主な媒体:
動画広告とは、YouTubeなどの動画プラットフォームで配信される動画形式の広告です。
動画は、テキストや画像よりも多くの情報を伝えやすく、商品やサービスの魅力を直感的に届けられます。
ブランド認知、商品理解、比較検討の促進などに活用されます。
ただし、動画制作には一定の工数や費用がかかるため、目的や予算に応じた設計が必要です。
ネイティブ広告とは、メディアのコンテンツに自然に溶け込むような形で表示される広告です。
記事広告やインフィード広告などが代表例です。
広告らしさを抑えながらユーザーに情報を届けられるため、サービス理解や興味喚起に向いています。
一方で、広告であることがわかりにくくなりすぎると、ユーザーの信頼を損なう可能性もあるため、表記や内容には注意が必要です。
Google広告では、独自の機能や指標が多く使われます。ここでは、実務でよく出てくる用語を紹介します。
P-MAXとは、Google広告のキャンペーンタイプのひとつです。
検索、ディスプレイ、YouTube、Discover、Gmail、Googleマップなど、Googleのさまざまな配信面に広告を自動で配信できます。
P-MAXでは、機械学習を活用して、目標達成につながりやすいユーザーや配信面を自動で選択します。
広告主は、画像、動画、広告文、ロゴ、リンク先などのアセットを登録し、Googleがそれらを組み合わせて最適化します。
運用の自動化が進んでいる一方で、成果を出すためにはコンバージョン設定、アセットの質、配信データの蓄積が重要です。
GDNとは、Google Display Networkの略で、Googleが提供するディスプレイ広告ネットワークのことです。
Googleのパートナーサイトやアプリ、YouTube、Gmailなどに広告を配信できます。
GDNは配信面が広く、認知拡大やリターゲティングに活用されることが多いです。
画像バナーやレスポンシブディスプレイ広告を使って、視覚的にユーザーへ訴求できます。
品質スコアとは、Google広告で使われる広告品質の評価指標です。
キーワードごとに1〜10の数値で評価され、以下のような要素をもとに算出されます。
品質スコアが高いほど、広告の掲載順位やクリック単価に良い影響を与える可能性があります。
つまり、単に入札額を高くするだけでなく、ユーザーにとって関連性の高い広告を作ることが重要です。
FacebookやInstagramで広告を配信する場合は、Meta広告特有の用語も理解しておく必要があります。
Meta広告とは、FacebookやInstagramに配信できる広告のことです。
画像、動画、カルーセル、リール、ストーリーズなど、さまざまなフォーマットで広告を配信できます。
年齢、性別、地域、興味関心、行動などをもとに詳細なターゲティングができるため、認知拡大から獲得施策まで幅広く活用されています。
ルックライクとは、既存顧客や見込み客に似た属性・行動パターンを持つユーザーをターゲティングする機能です。
たとえば、過去に購入したユーザーや問い合わせをしたユーザーのデータをもとに、それに似たユーザーへ広告を配信できます。
新規顧客の獲得を効率化するために使われることが多い機能です。
リーチとは、広告が届いたユニークユーザー数のことです。
同じユーザーに広告が複数回表示されても、リーチは1としてカウントされます。
インプレッションは「表示回数」、リーチは「広告が届いた人数」と考えるとわかりやすいです。
認知拡大を目的とする広告では、リーチも重要な指標になります。
ターゲティングは、Web広告の成果を大きく左右する重要な要素です。誰に広告を届けるかによって、クリック率やコンバージョン率は大きく変わります。
ターゲティングとは、広告を配信するユーザーを絞り込むことです。
年齢、性別、地域、興味関心、検索キーワード、サイト訪問履歴など、さまざまな条件で配信対象を指定できます。
ターゲティングが広すぎると、興味の薄いユーザーにも広告が表示され、広告費が無駄になりやすくなります。一方で、狭すぎると配信量が不足する可能性があります。
目的に応じて適切な範囲に設定することが重要です。
リターゲティングとは、一度サイトを訪問したユーザーに対して、再度広告を表示する手法です。
Google広告では「リマーケティング」と呼ばれることもあります。
一度サイトを訪問したユーザーは、商品やサービスに興味を持っている可能性が高いため、再度広告を表示することでコンバージョンを促しやすくなります。
たとえば、不動産サイトで物件ページを見たものの問い合わせをしなかったユーザーに対して、後日バナー広告を表示するような施策が考えられます。
オーディエンスターゲティングとは、ユーザーの属性や興味関心、行動履歴などに基づいて広告を配信する手法です。
たとえば、「住宅購入に関心があるユーザー」「子育て世帯」「特定地域に住むユーザー」など、ユーザーの特徴に応じて配信対象を設定できます。
検索キーワードだけでは拾えない潜在層へアプローチする際に有効です。
コンテンツターゲティングとは、広告を表示するWebサイトやページのコンテンツ内容に基づいて広告を配信する手法です。
たとえば、不動産関連の記事を読んでいるユーザーに対して、住宅やマンションに関する広告を表示するような配信方法です。
ユーザーの閲覧しているコンテンツと広告内容の関連性が高いほど、興味を持ってもらいやすくなります。
地域ターゲティングとは、特定の地域に住むユーザーや、特定の地域にいるユーザーに広告を配信する手法です。
不動産、店舗、クリニック、学習塾、イベント集客など、商圏が決まっているビジネスでは特に重要です。
たとえば、「東京都内に住むユーザー」「店舗から半径5km以内のユーザー」「特定の市区町村にいるユーザー」などを指定できます。
地域の設定を誤ると、サービス対象外のユーザーに広告が配信され、無駄な広告費が発生する可能性があります。
デバイスターゲティングとは、PC、スマートフォン、タブレットなど、ユーザーが使用しているデバイスを指定して広告を配信する手法です。
商材によっては、スマートフォンからの問い合わせが多い場合もあれば、PCでじっくり比較検討される場合もあります。
デバイスごとの成果を確認し、入札や配信比率を調整することで、広告効果を改善できます。
Web広告では、広告を表示するために入札や予算の設定が必要です。ここでは、広告費の管理に関する基本用語を解説します。
入札とは、広告枠を獲得するために設定する金額のことです。
たとえば、リスティング広告では「1クリックあたりいくらまで支払うか」を設定します。
広告はオークション形式で掲載されることが多く、入札額や広告の品質などをもとに掲載順位が決まります。
ただし、入札額を高くすれば必ず成果が出るわけではありません。広告文、LP、ターゲティング、品質スコアなども成果に影響します。
自動入札とは、機械学習により、広告の目標に応じて入札額を自動調整する機能です。
たとえば、Google広告では以下のような自動入札戦略があります。
自動入札を活用すると、手動で細かく入札額を調整しなくても、システムが成果につながりやすいタイミングで入札を最適化してくれます。
ただし、正確なコンバージョン計測や十分なデータ量がないと、うまく最適化されない場合があります。
手動入札とは、広告主や運用者が自分で入札額を設定・調整する方式です。
キーワードや広告グループごとに入札額を細かくコントロールできます。
自動入札に比べて運用の手間はかかりますが、細かい調整をしたい場合や、配信初期でデータが少ない場合に使われることがあります。
日予算とは、1日あたりの広告配信予算の上限額のことです。
たとえば、日予算を10,000円に設定すると、1日あたりおおよそ10,000円を目安に広告が配信されます。
媒体によっては、日によって予算を超過することもありますが、月単位で調整される仕組みになっている場合があります。
日予算を設定する際は、目標CPAや必要なコンバージョン数から逆算して考えることが重要です。
広告の成果は、配信設定だけでなく、ユーザーに見せる広告表現にも大きく左右されます。
クリエイティブとは、広告の表現物全般を指します。
画像、動画、テキスト、バナー、広告見出し、説明文などが含まれます。
ユーザーが最初に目にする部分であるため、クリエイティブの良し悪しはクリック率やコンバージョン率に大きく影響します。
広告文とは、広告に表示されるテキスト部分のことです。
リスティング広告では、見出しや説明文が広告文にあたります。
広告文では、ユーザーの検索意図や悩みに合わせて、商品・サービスの魅力を簡潔に伝える必要があります。
たとえば、「駅徒歩5分」「資料請求受付中」「初回相談無料」「限定キャンペーン」など、ユーザーが行動したくなる訴求を入れることが重要です。
バナーとは、画像形式の広告素材のことです。
ディスプレイ広告やSNS広告で使用されます。
バナーでは、デザインの見やすさ、コピーのわかりやすさ、ブランドイメージとの一致、CTAの目立ちやすさなどが重要です。
CTAとは、「資料請求」「詳しく見る」「無料相談する」など、ユーザーに取ってほしい行動を示す文言のことです。
動画素材とは、動画広告で使用する映像コンテンツのことです。
動画広告では、冒頭の数秒でユーザーの興味を引くことが重要です。
商品やサービスの特徴、利用シーン、導入メリット、実績などを短時間でわかりやすく伝える必要があります。
A/Bテストとは、複数のクリエイティブやランディングページを比較して、どちらがより効果的かを検証するテスト手法です。
たとえば、広告バナーAと広告バナーBを配信し、どちらのクリック率やコンバージョン率が高いかを比較します。
A/Bテストを行うことで、感覚ではなくデータに基づいて改善判断ができます。
広告運用では、広告文、画像、CTA、LPの見出し、フォームの配置など、さまざまな要素をテストできます。
Web広告では、広告配信後の成果を正しく計測することが非常に重要です。計測が正しくできていないと、広告の良し悪しを判断できません。
コンバージョンタグとは、コンバージョンを計測するためにWebサイトに設置するタグ、つまりコードのことです。
問い合わせ完了ページや購入完了ページなどに設置することが多く、ユーザーがそのページに到達した際にコンバージョンとして計測されます。
CVタグが正しく設置されていないと、実際には問い合わせが発生していても広告管理画面上では成果が計測されないことがあります。
広告運用を始める前に、タグの設置と発火確認を行うことが重要です。
トラッキングとは、ユーザーの行動を追跡・計測することです。
どの広告経由でサイトに来たのか、どのページを見たのか、どのボタンをクリックしたのか、コンバージョンしたのかなどを把握します。
トラッキングにより、広告の効果を分析し、改善施策を検討できるようになります。
UTMパラメータとは、URLに付与する計測用のパラメータです。
流入元、媒体、キャンペーン名などを識別するために使われます。
例:
?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=spring
UTMパラメータを設定することで、Google Analyticsなどの解析ツールで、どの広告やキャンペーンから流入したユーザーなのかを把握しやすくなります。
広告媒体の管理画面だけでなく、Webサイト全体のアクセス解析を行ううえでも重要です。
Cookieとは、ユーザーのブラウザに保存される小さなデータファイルのことです。
サイト訪問履歴やログイン情報、広告の表示履歴などを記録するために使われます。
Web広告では、リターゲティングやコンバージョン計測などにCookieが活用されてきました。
ただし、近年はプライバシー保護の観点からCookie規制が進んでおり、Cookieに依存しすぎない計測や広告配信の仕組みも重要になっています。
ピクセルとは、ユーザーの行動を追跡するためにWebサイトに埋め込む計測コードのことです。
Meta広告では「Metaピクセル」と呼ばれます。
ピクセルを設置することで、サイト訪問者の行動を計測したり、リターゲティング広告を配信したり、コンバージョンを最適化したりできます。
広告成果を最大化するためには、ピクセルやタグの正確な設置が欠かせません。
Web広告運用では、広告媒体の管理画面だけでなく、解析ツールやタグ管理ツールも使用します。
Google Analyticsとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。
現在はGA4が主流で、サイトの訪問者数、流入元、ページ閲覧数、ユーザー行動、コンバージョンなどを分析できます。
広告管理画面では広告単体の成果を確認できますが、GA4ではWebサイト全体の行動を把握できます。
広告運用では、広告媒体の数値とGA4の数値をあわせて確認することが重要です。
Google Tag Managerとは、Webサイトのタグを一元管理できるツールです。
広告タグ、コンバージョンタグ、アクセス解析タグなどを、Webサイトのコードを直接編集せずに管理できます。
GTMを使うことで、タグの追加・編集・停止がしやすくなり、運用の効率化につながります。
ただし、設定を誤ると計測ミスにつながるため、公開前の確認が重要です。
Google広告とは、Google検索、YouTube、Googleのパートナーサイト、Googleマップ、Gmailなどに広告を配信できる広告プラットフォームです。
検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、P-MAXなど、さまざまなキャンペーンタイプがあります。
国内外で利用者が多く、Web広告運用において代表的な媒体のひとつです。
Yahoo!広告とは、Yahoo! JAPANの検索結果やパートナーサイトに広告を配信できる広告プラットフォームです。
検索広告やディスプレイ広告を配信できます。
Google広告とあわせて活用されることが多く、商材やターゲットによってはYahoo!広告で高い成果が出る場合もあります。
Meta Business Suiteとは、Meta広告を管理するためのプラットフォームです。
Facebookページ、Instagramアカウント、広告アカウント、ピクセル、権限管理などを一元管理できます。
Meta広告を運用する際は、広告アカウントだけでなく、ページやInstagramアカウント、ピクセルなどの設定も関係するため、管理画面の構造を理解しておくことが大切です。
最後に、Web広告運用でよく使われるその他の重要用語を紹介します。
KPIとは、目標達成度を測るための重要な指標です。
広告運用では、以下のような指標がKPIとして設定されることがあります。
KPIを設定することで、広告運用の目的が明確になり、改善施策の優先順位を判断しやすくなります。
セグメントとは、ユーザーを特定の条件で分類したグループのことです。
たとえば、年齢層別、地域別、デバイス別、流入元別、サイト訪問回数別などでユーザーを分けることができます。
セグメントごとに成果を分析することで、「どのユーザー層の反応が良いのか」「どの地域のCPAが高いのか」などを把握できます。
フリークエンシーとは、同じユーザーに対して広告が表示された平均回数のことです。
たとえば、リーチが1,000人でインプレッションが3,000回の場合、平均フリークエンシーは3回です。
フリークエンシーが高すぎると、同じユーザーに何度も広告が表示され、広告疲れを起こす可能性があります。
一方で、フリークエンシーが低すぎると、広告の認知が十分に広がらない場合もあります。
ブランドリフトとは、広告配信によってブランド認知度や好感度、購入意向などがどれだけ向上したかを示す考え方です。
広告は、すぐにコンバージョンにつながるものだけではありません。
認知拡大や比較検討の段階でユーザーに影響を与え、後の問い合わせや購入につながることもあります。
ブランドリフトは、こうした広告の間接的な効果を測る際に使われます。
アトリビューションとは、コンバージョンに至るまでに接触した複数の広告やチャネルの貢献度を評価する考え方です。
たとえば、ユーザーが最初にSNS広告を見て、後日Google検索広告をクリックし、最後に自然検索からサイトに訪問して問い合わせをした場合、どの接点をどれだけ評価するかを考える必要があります。
広告運用では、最後にクリックされた広告だけでなく、コンバージョンまでの流れ全体を見ることが重要です。
ビューアビリティとは、広告が実際にユーザーの画面に表示され、見られる状態にあったかを示す指標です。
広告が配信されたとしても、ページの下部にありユーザーがスクロールしなければ見えない場所に表示されていた場合、実際には広告を見られていない可能性があります。
ビューアビリティは、広告の表示品質を確認するうえで重要な考え方です。
機械学習とは、AIがデータから自動的にパターンを学習し、予測や最適化を行う技術です。
Web広告では、自動入札、P-MAX、ターゲティング最適化、クリエイティブの組み合わせ最適化などに活用されています。
機械学習をうまく働かせるためには、正確なコンバージョン計測、十分なデータ量、適切な目標設定が必要です。
同意モードとは、ユーザーのプライバシー同意状況に応じて、Cookieやトラッキングの動作を調整する仕組みです。
GDPRなどのプライバシー規制への対応に関係する重要な仕組みで、ユーザーがCookie利用に同意しているかどうかに応じて、計測方法を調整します。
近年はプライバシー保護の重要性が高まっており、広告運用でも同意管理や計測環境の整備がますます重要になっています。
Web広告用語は数が多いため、すべてを一度に覚えようとすると大変です。
初心者の方は、まず以下の順番で理解していくとスムーズです。
特に重要なのは、用語を暗記するだけでなく、実際の広告レポートや管理画面と照らし合わせながら理解することです。
たとえば、CTRが低い広告を見たときに「広告文やターゲティングに課題があるかもしれない」と考えられるようになると、用語の理解が実務に活きてきます。
Web広告では、インプレッション、クリック、コンバージョンといった基本用語から、CTR、CVR、CPA、ROASなどの効果測定指標、リスティング広告やSNS広告などの広告種類、ターゲティングや入札、計測に関する用語まで、さまざまな専門用語が使われます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、よく使う用語から順番に覚えていけば、広告レポートの見方や改善施策の考え方が少しずつ理解できるようになります。
Web広告運用で成果を出すためには、用語の意味を知るだけでなく、それぞれの指標が何を表しているのか、どのような改善につながるのかを理解することが大切です。
この記事で紹介した用語を押さえておけば、Web広告の基本的な会話やレポート確認、改善提案に対応しやすくなります。新人研修や社内共有用の用語集としても活用してください。