経営戦略の基本⁉ 健康経営の考え方とは。
会員証をタッチするだけで入館が出来たり、フィットネスクラブのスタジオレッスン予約のシステム化など、運営側とユーザーやり取りにおけるDX化・Iot化はお馴染みだろう。しかし近年では、ユーザー自身やトレーニングに特化したシステム・機器が登場している。
今 、注目のネットワーク「Advagym」
フィットネスクラブやジムのネットワーク化に特化した「Advagym」はいくつもの機能がある。自身が行うトレーニングメニューをスマートフォン上で管理でき、さらに実際に行ったセット数・負荷等のワークアウトデータをリアルタイムで記録することが出来る。また、記録したデータはクラウド上にあるので、いつでも過去の記録や現在のトレーニング進捗状況などをアプリ上で確認出来る。ユーザーのみのメリットにとどまらず運営側もマシンの稼働率・機器のシステム状況の把握が可能となり、加えて運営するフィットネスクラブ・ジムの会員へのアナウンスやスケジュール提供、パーソナルトレーナーであれば、メンバーに対してのコーチングを行うことも可能だ。
トレーニングの内容(負荷・回数・レップ数等)をアプリですぐ確認できる
最新ボディスキャン機器「VISBODY R」
「VISBODY R」とは、最新の3Dボディスキャニングマシンだ。センサーにintel社製深度センサーを3台搭載しており、体重、体脂肪率、筋肉量、水分量、全身周形、骨格データが約2分間で計測可能となる。連続測定テストでの誤差も±2mm以内と、かなり高精度であることがわかる。また、168もの特許を取得しており、国外の導入クラブ数は3,000超、ユーザー数は600万人超と急成長を見せている注目のボディスキャナーである。日本での発売は2021年9月を予定している。
トレーニングや身体機能データの取得を可能にする新たな取り組み
他にも世界中の参加者が仮想世界の中でトレーニングや競争が出来る「ZWIFT」というバーチャルサイクリングサービスでは、管理ではなくトレーニング自体のゲーム性や娯楽性を高めて顧客満足度を上げている。
DX化・Iot化が進むことによって、ユーザー側の満足度・継続率を上げるだけではなく運営側の業務量やマシン管理、さらには深い顧客のニーズまで計測できるようになるのではないだろうか。進んでいくデジタル化に引き続き着目していきたい。
自動記録アプリがあれば私も継続して運動が出来そうな気がしてきます…。
どんどん進むDX化、目が離せません!