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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2021-09-13 MAiL フィットネス

スポーツ&エンターテインメントのDX共創サービス

株式会社電通がスポーツ&エンターテインメント領域のDX共創プロジェクトとして推進するデジタルサービス「LIVE Sign.」(特許出願中)。スポーツ選手が試合後にテレビ画面に書くあの「サイン」がファンのエンゲージメントを高める新しいツールとして発展していく、その全容を追った。

「LIVE Sigh.」とは

株式会社電通は、勝利の瞬間や歴史的な一瞬など、スポーツやエンターテインメントにおける、かけがえのない「メモリアルモーメント(感動の瞬間)」に、ファンに向けて書いた価値のある「サイン」(署名)をデジタルコンテンツにしてリアルタイムでファンに届けるサービス「LIVE Sign.」(特許出願中)の開発を発表した。
「LIVE Sign.」は、映像に直筆でサインを書ける、新しいサインの形。コロナ禍の今、なかなか実現することが難しい「セレブリティに直接サインを書いてもらう」という行為を、デジタル上で付加価値を高めて実現できる電通独自のサービスで、タブレットに書いた「サイン描画」とサインを書く「セレブリティの様子」を瞬時に合成し、動画コンテンツ・サインデータ化することが可能。コロナ禍により物理的距離を取らざるを得なくなったセレブリティとファンに対して、「いつでも」「どこでも」「誰でも」動画でサインを提供することができる。

すでに、昨年の全日本フィギュアスケート選手権大会などにおいてスケート選手の「LIVE Sign.」の収録を実施し、その動画を日本スケート連盟のTwitterアカウントより配信。総動画表示数は70万回以上となり、ファンや選手たちから高評価を得た。

羽生結弦選手、髙木美帆選手、渡邊啓太選手らによる「LIVE Sign.」を用いた動画

スポーツからエンタメまで

また、今年5月に行われた、バレーボール男子日本代表紅白試合でも、約200名のファンに「LIVE Sign.」動画を配信し、こちらも高評価を得ている。
今後は、「LIVE Sign.」とNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)を掛け合わせ、ファンとセレブリティがつながるファンエンゲージメントプラットフォームについても構想を進めていくとのこと。

オリンピックで感動した人も多い中、新しいファンを逃がさないためにも様々な取り組みが始まるであろうスポーツ業界。今後の広告やプロモーションにも注目していきたい。

スポーツやライブ、イベントならではの「ストーリー」や「臨場感」「特別感」など、
かけがえのない感情を共有できるのが嬉しいですね!

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荒木歩美

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