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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2024-01-22 MAiL コラム

キャッシュレスお年玉!

日本のお正月の風物詩である「お年玉」。子供の頃はこれを楽しみにしていましたが、社会人になってからは、お財布事情として紐が堅い方も少なくないのでは?と推察します。キャッシュレス決済が当たり前になってきたこの時代に、ついにお年玉もキャッシュレスで送金・・・なんていう時代が訪れたようです。
国内最大手のPayPay(ペイペイ)は、「ポチ袋」をデザインした画像を添えて500円以上送金すると、抽選で最大1万円相当のポイントが当たる特典を用意。楽天ペイを運営する楽天ペイメントも同じような取り組みを行っています。スマホ決済各社は、お年玉で現金をやり取りしないキャッシュレス化が進むことを狙っている。個人間送金の手数料は無料だが、お金をもらった人が買い物をすれば、小売店から手数料が得られるため、スマホ決済を使ったことがない若年層や高齢者を取り込み、利用者の増加につながることを期待しているようです。既に中国では、中国版お年玉である「紅包」 を約7億人がWeChat Payを利用して親戚などに送金されているデータも明らかになっています。

ある調査会社が、お年玉について調査を行ったところ、もらう側(20歳以下)の3割近くがキャッシュレスを希望。渡す側に手段を聞くと、現金が9割を占めています。もらう側の理由としては、「便利だから」「遠方で中々集まることができない」。渡す側は「現金の方がもらったという実感がわく」「現金の方がお金のありがたみが伝わる」「伝統的な習慣」等の理由があげられたそうです。双方やはり、若干の温度差がありますね・・・。

ただのお金だけのやりとりにならないように、お金やモノのありがたみをしっかり伝え、伝わる。お年玉も習慣として後世に残していければ、形が変わってもよりキャッシュレスを活かせる文化になるかもしれないですね!

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野下将宏

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