AIが人類の新しい原罪となるとかならないとか
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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
AIとWeb広告運用の自動化は、マーケティング業界に革命をもたらす重要な技術として急速に進化しており、広告運用の常識を大きく変える存在になりつつあります。
海外に目を向けると、アメリカでは大手企業がAIによる広告配信の最適化を全面的に導入しているなど、日本は世界と比べて活用が遅れているように感じます。しかし調べてみると、GoogleやMeta(Facebook)の広告プラットフォームでは、すでにAIによる自動入札や配信面の最適化機能が標準搭載されており、誰でも手軽に高度な配信技術を活用できる環境が整っています。意外と身近なところで、私たちはAIの恩恵を受けていると言えるでしょう。
一方で、AIが自動化できるのは、あくまで「日々の運用調整」や「データに基づく最適化」の部分に限られ、ビジネス全体を見据えた戦略設計は人間にしかできない領域です。現在の日本では、レポート自動生成ツールやキーワード最適化ツールが普及しつつありますが、これらは実行を効率化するためのツールに過ぎません。
直近では、OpenAIのChatGPTと連携した広告文の自動生成サービスが話題を呼んでいますが、どれだけAIが進化しても、ブランドの世界観をどのように表現するか、顧客のライフサイクル全体をどう設計するか、複数チャネルをどう連携させるかといった戦略部分には、人間の洞察と経験が不可欠です。
AI運用が当たり前になった時代だからこそ、広告運用者には「何を自動化に任せ、何を人間が設計するのか」という判断力が求められます。今後は、細かなオペレーションスキル以上に、ビジネス理解とマーケティング戦略の立案能力が、より重視されるようになるでしょう。
そう考えると、AIとWeb広告運用の自動化は、マーケティング業界における専門家の価値を、むしろ一層高める存在だと言っても過言ではないと思います。
AIの能力も進化目覚ましく、何かを勉強するには本当に心強い味方になりました。カロリーメイトのCMのように、今の学生の勉強スタイルはぜんぜん違うんだなと実感しています。