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2026.07.14 MARKETING

Googleリスティング広告の設定方法|初心者向けに始め方・キーワード設定・広告文作成までわかりやすく解説

Googleリスティング広告の設定方法|初心者向けに始め方・キーワード設定・広告文作成までわかりやすく解説
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Googleリスティング広告は、Google検索で商品やサービスを探しているユーザーに広告を表示できるWeb広告です。

ユーザーが検索したキーワードに連動して広告を出せるため、「今まさに探している人」「比較検討している人」「問い合わせや購入に近い人」へアプローチしやすいのが特徴です。

たとえば、不動産会社であれば「マンション 売却 査定」「新築マンション 横浜」、BtoB企業であれば「Web広告 運用代行」「SEO対策 相談」、店舗ビジネスであれば「地域名 サービス名」などの検索に対して広告を表示できます。

一方で、Googleリスティング広告は、ただ広告を出せば成果が出るわけではありません。アカウント設定、キャンペーン設計、キーワード選定、広告文作成、LP設定、コンバージョン計測などを正しく行わないと、クリックは集まっても問い合わせにつながらなかったり、広告費だけが無駄になったりすることがあります。

この記事では、初心者向けにGoogleリスティング広告の設定方法をわかりやすく解説します。始める前に準備すべきことから、キャンペーン作成、キーワード設定、広告文作成、配信開始後の改善ポイントまで、実務で使いやすい流れに沿って紹介します。

画像生成は上限に達していたため、今回は画像を挿入できませんでした。後で画像を入れる場合は、「Googleリスティング広告の設定手順を示す横長のアイキャッチ画像」や「キャンペーン作成から配信開始までのフロー図」を入れると記事と相性が良いです。

Googleリスティング広告とは?

Googleリスティング広告とは、Google検索の検索結果に表示される広告のことです。

正式にはGoogle広告の「検索キャンペーン」にあたります。ユーザーがGoogleで検索したキーワードに応じて広告を表示できるため、検索連動型広告とも呼ばれます。

たとえば、ユーザーが「リスティング広告 運用代行」と検索した場合、そのキーワードに関連する広告が検索結果の上部や下部に表示されます。

Googleリスティング広告は、以下のような目的に向いています。

  • 問い合わせを増やしたい
  • 資料請求を増やしたい
  • 商品購入を増やしたい
  • 来店予約を増やしたい
  • 見積もり依頼を増やしたい
  • セミナー申込を増やしたい
  • 無料相談の申込を増やしたい

検索しているユーザーは、すでに悩みや目的を持っていることが多いため、他の広告と比べて成果に近いユーザーへアプローチしやすい点がメリットです。

Googleリスティング広告の仕組み

Googleリスティング広告は、ユーザーの検索語句に対して広告を表示する仕組みです。

広告主は、広告を表示したいキーワード、広告文、リンク先ページ、予算、配信地域などを設定します。

ユーザーがGoogleで検索すると、Google広告のオークションが行われ、広告の掲載順位が決まります。

掲載順位には、主に以下の要素が関係します。

  • 入札単価
  • 広告と検索語句の関連性
  • 広告文の品質
  • ランディングページの利便性
  • 広告表示オプション
  • 推定クリック率

つまり、単純に高い入札単価を設定すれば必ず上位に表示されるわけではありません。ユーザーの検索意図に合ったキーワード、広告文、LPを用意することが重要です。

Googleリスティング広告を始める前に準備するもの

Googleリスティング広告を設定する前に、以下を準備しておきましょう。

1. 広告の目的

まず、広告で何を達成したいのかを明確にします。

目的が曖昧なまま広告を始めると、どのキーワードを選ぶべきか、どの広告文を作るべきか、何を成果として見るべきかが決まりません。

主な目的の例は以下です。

  • 問い合わせ獲得
  • 資料請求獲得
  • 商品購入
  • 来店予約
  • 無料相談申込
  • 査定依頼
  • セミナー申込
  • 電話問い合わせ

初心者の場合は、まず「問い合わせ」「資料請求」「購入」など、成果地点を1つか2つに絞るのがおすすめです。

2. 広告のターゲット

次に、誰に広告を届けたいのかを整理します。

たとえば、以下のような項目を考えます。

  • 年齢層
  • 性別
  • 居住エリア
  • 対応エリア
  • 悩み
  • 検索しそうなキーワード
  • 検討段階
  • 法人か個人か
  • 予算感
  • 今すぐ客か検討初期層か

リスティング広告では、検索キーワードにユーザーのニーズが表れます。ターゲットがどのような言葉で検索するかを想像することが、キーワード設定の第一歩です。

3. ランディングページ

ランディングページとは、広告をクリックしたユーザーが最初に訪れるページのことです。

広告を出しても、リンク先ページの内容が弱いと問い合わせにはつながりません。

LPには、以下の情報をわかりやすく入れておきましょう。

  • 商品・サービスの内容
  • 対応エリア
  • 料金や費用の目安
  • 実績や事例
  • 選ばれる理由
  • 利用の流れ
  • よくある質問
  • 問い合わせフォーム
  • 電話番号
  • 資料請求ボタン
  • 無料相談ボタン

特にスマートフォンでは、問い合わせボタンや電話ボタンが見つけやすいことが重要です。

4. 月額予算と目標CPA

Googleリスティング広告では、日予算を設定して配信します。

ただし、日予算を決める前に、月額でいくらまで広告費を使えるか、1件の問い合わせにいくらまでかけられるかを考えておきましょう。

CPAとは、1件のコンバージョンを獲得するためにかかった広告費のことです。

たとえば、月額広告費が100,000円で問い合わせが10件なら、CPAは10,000円です。

広告開始前に以下を決めておくと、成果判断がしやすくなります。

  • 月額広告予算
  • 1日あたりの予算
  • 目標CPA
  • 必要な問い合わせ数
  • 問い合わせ後の成約率
  • 1件の成約から得られる利益

5. コンバージョン計測

Googleリスティング広告では、コンバージョン計測が非常に重要です。

コンバージョンとは、広告の目的となる成果のことです。

主なコンバージョン例は以下です。

  • 問い合わせフォーム送信
  • 資料請求完了
  • 商品購入
  • 電話タップ
  • LINE追加
  • 来店予約
  • セミナー申込
  • 見積もり依頼

コンバージョン計測を設定していないと、どのキーワードや広告文が成果につながっているのか判断できません。

Google広告を始める前に、GoogleタグやGoogle Tag Manager、GA4などを使って計測環境を整えておきましょう。

Googleリスティング広告の設定方法

ここからは、Googleリスティング広告の基本的な設定手順を解説します。

実際の管理画面は更新されることがありますが、基本的な考え方は大きく変わりません。

手順1. Google広告アカウントを作成する

まず、Google広告のアカウントを作成します。

Googleアカウントを使ってGoogle広告にログインし、広告アカウントを開設します。

初めて設定する場合、簡易的な設定画面に誘導されることがありますが、できるだけ詳細設定ができるモードで進めるのがおすすめです。

アカウント作成時には、以下の情報を設定します。

  • 請求先情報
  • 支払い方法
  • タイムゾーン
  • 通貨
  • 会社情報
  • 広告の目的

タイムゾーンや通貨は後から変更できない場合があるため、最初に正しく設定しましょう。

手順2. キャンペーンの目標を選ぶ

次に、キャンペーンの目標を選びます。

Google広告では、以下のような目標が用意されています。

  • 販売促進
  • 見込み顧客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • 来店促進
  • ブランド認知
  • アプリプロモーション

問い合わせや資料請求を増やしたい場合は、「見込み顧客の獲得」や「ウェブサイトのトラフィック」が選択肢になります。

ただし、初心者の場合でも、目的は必ずコンバージョンと結びつけて考えることが大切です。

「クリックを増やす」だけを目的にすると、アクセスは増えても問い合わせにつながらない可能性があります。

手順3. キャンペーンタイプで検索を選ぶ

リスティング広告を出したい場合は、キャンペーンタイプで「検索」を選びます。

Google広告には、検索広告以外にも以下のようなキャンペーンタイプがあります。

  • 検索
  • ディスプレイ
  • 動画
  • P-MAX
  • ショッピング
  • デマンドジェネレーション
  • アプリ

この中で、Googleリスティング広告に該当するのは「検索」です。

検索キャンペーンを選ぶことで、Google検索結果にテキスト広告を表示できます。

手順4. 配信地域を設定する

次に、広告を配信する地域を設定します。

地域設定は、広告費の無駄を防ぐうえで非常に重要です。

たとえば、東京のみ対応しているサービスなのに全国配信してしまうと、対応できない地域からのクリックが発生してしまいます。

地域設定では、以下のような指定ができます。

  • 都道府県
  • 市区町村
  • 半径指定
  • 特定地域の除外

不動産、店舗、クリニック、士業、地域密着型サービスでは、対応エリアに合わせて配信地域を絞ることが重要です。

また、Google広告では「所在地にいるユーザー」だけでなく、「その地域に関心を示しているユーザー」にも配信される設定があります。意図しない地域に配信されないよう、地域オプションも確認しましょう。

手順5. 配信言語を設定する

日本国内向けに広告を配信する場合は、基本的に日本語を設定します。

ただし、Google広告の言語設定はユーザーのGoogleサービス利用言語などをもとに判断されます。

日本語ユーザー向けの広告であれば、最初は日本語を中心に設定すれば問題ありません。

海外向けやインバウンド向けの広告を配信する場合は、対象ユーザーに合わせて英語やその他の言語も検討します。

手順6. 予算を設定する

Google広告では、キャンペーンごとに1日あたりの平均予算を設定します。

たとえば、月額予算が90,000円の場合、1日あたりの目安は3,000円です。

計算式は以下です。

月額予算 ÷ 30日 = 1日あたりの予算目安

ただし、Google広告では日によって設定予算を超えて配信されることがあります。月全体で調整される仕組みのため、日別の消化額には多少の変動があります。

初心者の場合は、最初から大きな予算を入れるのではなく、テスト予算で始めて成果を見ながら調整するのがおすすめです。

手順7. 入札戦略を設定する

入札戦略とは、Google広告がどのように入札を調整するかを決める設定です。

代表的な入札戦略には以下があります。

  • クリック数の最大化
  • コンバージョン数の最大化
  • 目標コンバージョン単価
  • 目標広告費用対効果
  • 個別クリック単価制

問い合わせ獲得が目的の場合は、コンバージョン計測が正しく設定されていれば「コンバージョン数の最大化」や「目標コンバージョン単価」が候補になります。

ただし、配信初期でコンバージョンデータが少ない場合は、自動入札が安定しにくいことがあります。

最初はクリック数を集めてデータを確認し、その後コンバージョン重視の入札戦略へ切り替える方法もあります。

手順8. 広告グループを作成する

広告グループとは、キーワードと広告文をまとめる単位です。

Googleリスティング広告では、検索意図ごとに広告グループを分けることが重要です。

たとえば、不動産会社の場合、以下のように広告グループを分けます。

  • マンション売却査定
  • 新築マンション購入
  • 賃貸管理会社
  • 不動産投資相談
  • 会社名・指名検索

Web広告運用代行サービスの場合は、以下のように分けられます。

  • リスティング広告 運用代行
  • Google広告 相談
  • Web広告 代理店
  • SNS広告 運用代行
  • 指名検索

検索意図が違うキーワードを同じ広告グループに入れると、広告文がぼやけてしまいます。

広告グループは、ユーザーの目的や悩みごとに分けるのが基本です。

手順9. キーワードを設定する

キーワード設定は、Googleリスティング広告で最も重要な作業のひとつです。

キーワードは、広告を表示したい検索語句を指定する設定です。

初心者は、まず成果に近いキーワードから設定するのがおすすめです。

たとえば、問い合わせにつながりやすいキーワードには以下があります。

  • 「サービス名 相談」
  • 「サービス名 問い合わせ」
  • 「サービス名 依頼」
  • 「サービス名 見積もり」
  • 「地域名 サービス名」
  • 「サービス名 会社」
  • 「サービス名 費用」
  • 「サービス名 比較」

逆に、検索意図が広すぎるキーワードは注意が必要です。

たとえば、「広告」「不動産」「美容」「税理士」などの単語だけでは、ユーザーの目的が曖昧です。

広告費を無駄にしないためには、最初は具体的なキーワードから始めるとよいでしょう。

キーワードのマッチタイプ

Google広告では、キーワードのマッチタイプを設定できます。

マッチタイプとは、登録したキーワードに対して、どの程度広い検索語句まで広告を表示するかを決める設定です。

完全一致

完全一致は、登録したキーワードと同じ意味や意図の検索語句に広告を表示する設定です。

例:

  • 登録キーワード:「リスティング広告 運用代行」
  • 表示される可能性がある検索:「リスティング広告 運用代行」「リスティング広告代行」

配信範囲を絞りやすいため、無駄クリックを抑えやすい一方で、表示回数は少なくなりやすいです。

フレーズ一致

フレーズ一致は、登録したキーワードの意味を含む検索語句に広告を表示する設定です。

例:

  • 登録キーワード:「リスティング広告 運用代行」
  • 表示される可能性がある検索:「リスティング広告 運用代行 おすすめ」「東京 リスティング広告 運用代行」

完全一致より広く、部分一致よりは絞った配信ができます。

初心者は、完全一致とフレーズ一致を中心に始めると管理しやすいです。

部分一致

部分一致は、登録したキーワードに関連すると判断された幅広い検索語句に広告を表示する設定です。

表示回数やクリック数を増やしやすい一方で、意図しない検索語句にも広告が出る可能性があります。

部分一致を使う場合は、検索語句レポートをこまめに確認し、除外キーワードを設定することが重要です。

手順10. 除外キーワードを設定する

除外キーワードとは、広告を表示したくない検索語句を指定する設定です。

無駄クリックを防ぐために非常に重要です。

たとえば、問い合わせ獲得が目的の場合、以下のような語句は除外候補になります。

  • 無料
  • 求人
  • 採用
  • 年収
  • 資格
  • 意味
  • とは
  • 自分で
  • テンプレート
  • 画像
  • 例文
  • 口コミ

ただし、すべての語句を一律に除外すべきではありません。

たとえば、「とは」は初心者向け記事や比較検討層の獲得に使える場合があります。「口コミ」も業種によっては検討度の高いユーザーである可能性があります。

除外キーワードは、実際の検索語句レポートを見ながら調整しましょう。

手順11. 広告文を作成する

広告文は、ユーザーが検索結果で最初に見る部分です。

Googleリスティング広告では、広告文の良し悪しがクリック率や成果に大きく影響します。

広告文では、以下の要素を意識しましょう。

  • 検索キーワードを含める
  • ユーザーの悩みに答える
  • 具体的な強みを伝える
  • 数字や実績を入れる
  • 行動を促す文言を入れる
  • LPの内容と一致させる

たとえば、リスティング広告運用代行の広告文なら、以下のような要素が考えられます。

  • Google広告の運用代行
  • 初期設定から改善まで対応
  • 無料相談受付中
  • BtoB・不動産広告に対応
  • CPA改善をサポート
  • 少額予算から相談可能

広告文では、抽象的な表現だけでなく、ユーザーがクリックする理由を明確にすることが大切です。

広告文の作成例

ここでは、広告文の例を紹介します。

例1. Web広告運用代行の場合

見出し例:

  • Google広告の運用代行
  • リスティング広告を改善
  • 初期設定から運用まで対応
  • Web広告の無料相談受付中
  • CPA改善をサポート

説明文例:

  • Googleリスティング広告の初期設定から運用改善まで対応。キーワード選定、広告文作成、LP改善までサポートします。
  • 問い合わせ獲得を目的に、検索広告の設計から改善まで対応。まずはお気軽にご相談ください。

例2. 不動産会社の場合

見出し例:

  • マンション売却の無料査定
  • 横浜市の不動産売却なら
  • 最短即日で査定結果をご案内
  • 売却相談を無料受付中
  • 地域密着の不動産会社

説明文例:

  • 横浜市周辺のマンション売却をサポート。無料査定、住み替え相談、相続不動産の売却まで対応します。
  • 地域密着の不動産会社が売却を丁寧にサポート。まずは無料査定をご利用ください。

例3. 店舗ビジネスの場合

見出し例:

  • 新宿駅近くの整体院
  • 肩こり・腰痛でお悩みの方へ
  • 初回限定キャンペーン実施中
  • 当日予約受付中
  • Web予約はこちら

説明文例:

  • 新宿駅徒歩5分。肩こり・腰痛のお悩みに対応。初めての方もお気軽にご相談ください。
  • Web予約受付中。仕事帰りにも通いやすい整体院です。初回限定メニューをご用意しています。

手順12. 広告表示オプションを設定する

広告表示オプションとは、広告文に追加情報を表示できる機能です。

現在は「アセット」と呼ばれることもあります。

主な広告表示オプションには以下があります。

  • サイトリンク
  • コールアウト
  • 構造化スニペット
  • 電話番号
  • 住所
  • 価格
  • プロモーション
  • リードフォーム

広告表示オプションを設定すると、広告の表示面積が広がり、クリック率の改善につながる可能性があります。

たとえば、サイトリンクには以下のようなページを設定できます。

  • 料金ページ
  • 事例ページ
  • よくある質問
  • 資料請求
  • 無料相談
  • 会社概要

初心者でも、サイトリンク、コールアウト、電話番号は設定しておくのがおすすめです。

手順13. リンク先URLを設定する

広告文をクリックしたユーザーをどのページに遷移させるかを設定します。

リンク先は、広告文やキーワードと内容が一致しているページを選びましょう。

たとえば、「Google広告 運用代行」というキーワードで広告を出すなら、Google広告運用代行のサービスページやLPに遷移させるのが基本です。

トップページに遷移させるだけでは、ユーザーが必要な情報を探す手間が増え、離脱しやすくなる場合があります。

リンク先ページでは、以下を確認しましょう。

  • 広告文と内容が一致しているか
  • ファーストビューで内容が伝わるか
  • 問い合わせボタンが見つけやすいか
  • フォームが使いやすいか
  • スマートフォンで見やすいか
  • ページ表示速度が遅くないか

手順14. コンバージョン設定を確認する

広告を配信する前に、コンバージョン設定を必ず確認しましょう。

設定が間違っていると、成果が正しく計測されません。

確認すべきポイントは以下です。

  • フォーム送信完了が計測されるか
  • 電話タップが計測されるか
  • 資料請求完了が計測されるか
  • GA4とGoogle広告が連携されているか
  • Google Tag Managerのタグが発火しているか
  • 重複計測が起きていないか
  • テスト送信で計測確認できているか

コンバージョン計測が正しくできていないと、自動入札の精度にも影響します。

広告配信前に、必ずテストしておきましょう。

手順15. 内容を確認して配信開始する

最後に、キャンペーン全体の設定を確認して配信を開始します。

配信開始前には、以下をチェックしましょう。

  • キャンペーンタイプは検索になっているか
  • 配信地域は正しいか
  • 予算は適切か
  • 入札戦略は目的に合っているか
  • 広告グループは検索意図ごとに分かれているか
  • キーワードのマッチタイプは適切か
  • 除外キーワードは設定されているか
  • 広告文に誤字脱字はないか
  • リンク先URLは正しいか
  • コンバージョン計測はできているか
  • 支払い情報は設定されているか

配信開始後すぐは、審査や学習期間があります。数時間から数日かけて配信状況が安定していくことがあります。

配信開始後に見るべき指標

Googleリスティング広告は、配信して終わりではありません。

配信開始後は、数値を確認しながら改善していく必要があります。

表示回数

表示回数は、広告が表示された回数です。

表示回数が少ない場合、キーワードの検索数が少ない、入札が低い、予算が少ない、配信地域が狭いなどの原因が考えられます。

クリック率

クリック率は、広告が表示された回数に対してクリックされた割合です。

クリック率が低い場合、広告文が検索意図に合っていない可能性があります。

クリック単価

クリック単価は、1クリックあたりの費用です。

クリック単価が高い場合、競合性が高いキーワードに配信している可能性があります。

コンバージョン数

コンバージョン数は、問い合わせや資料請求などの成果数です。

広告運用では、クリック数よりもコンバージョン数を重視しましょう。

コンバージョン率

コンバージョン率は、広告クリック後にどれくらいの割合で成果につながったかを示します。

コンバージョン率が低い場合、LPやフォーム、広告文との整合性に課題がある可能性があります。

CPA

CPAは、1件のコンバージョンを獲得するためにかかった費用です。

広告運用では、CPAを目標内に抑えながらコンバージョン数を増やすことが重要です。

Googleリスティング広告で成果を出すポイント

1. 最初からキーワードを広げすぎない

初心者がよくやりがちなのが、最初からキーワードを広げすぎることです。

広いキーワードを設定すると表示回数やクリック数は増えますが、問い合わせにつながらないユーザーにも広告が表示される可能性があります。

最初は、以下のような成果に近いキーワードから始めましょう。

  • サービス名 + 相談
  • サービス名 + 依頼
  • サービス名 + 見積もり
  • 地域名 + サービス名
  • 商品名 + 購入
  • サービス名 + 会社
  • サービス名 + 比較

2. 検索語句レポートを確認する

検索語句レポートでは、実際にユーザーが検索した語句を確認できます。

登録したキーワードと、実際に広告が表示された検索語句は異なる場合があります。

検索語句レポートを見ることで、以下の改善ができます。

  • 成果につながる語句をキーワード追加する
  • 無駄クリックにつながる語句を除外する
  • ユーザーの悩みを把握する
  • 広告文やLPの改善に活かす
  • SEO記事のテーマに活用する

配信開始後は、週1回程度は検索語句レポートを確認しましょう。

3. 広告文を複数パターン用意する

広告文は、1つだけではなく複数パターンを用意しましょう。

訴求軸を変えてテストすることで、どの表現がクリックや問い合わせにつながりやすいかを確認できます。

訴求軸の例:

  • 価格訴求
  • 実績訴求
  • 地域密着訴求
  • スピード訴求
  • 無料相談訴求
  • 初心者向け訴求
  • 専門性訴求
  • 限定キャンペーン訴求

成果の良い広告文を残し、成果の悪い広告文は改善していきましょう。

4. LPを改善する

リスティング広告では、広告文だけでなくLPの改善も重要です。

クリックは多いのに問い合わせが少ない場合、LPに課題があるかもしれません。

LP改善のポイントは以下です。

  • ファーストビューで内容が伝わるか
  • 問い合わせボタンが目立つか
  • フォーム項目が多すぎないか
  • 実績や事例が掲載されているか
  • 料金や対応範囲がわかりやすいか
  • スマートフォンで見やすいか
  • ページ表示速度が遅くないか
  • 広告文とLPの訴求が一致しているか

広告費を増やす前に、LPの改善でコンバージョン率を高められないか確認しましょう。

5. 問い合わせ後の質を見る

広告管理画面では、問い合わせ1件は同じコンバージョンとして計測されます。

しかし、実際には問い合わせの質に差があります。

たとえば、以下のような違いがあります。

  • 商談につながった問い合わせ
  • 成約につながった問い合わせ
  • 対応エリア外の問い合わせ
  • 予算が合わない問い合わせ
  • 冷やかしに近い問い合わせ
  • 電話がつながらない問い合わせ

可能であれば、問い合わせ後の商談化率や成約率まで確認しましょう。

広告の成果を正しく判断するには、広告管理画面の数値だけでなく、営業側のデータも重要です。

初心者がやりがちな失敗

コンバージョン設定をせずに始める

コンバージョン設定をしないまま広告を始めると、何が成果につながったのかわかりません。

広告開始前に、フォーム送信や電話タップなどの計測を設定しておきましょう。

部分一致を広く使いすぎる

部分一致は便利ですが、初心者が広く使いすぎると無駄クリックが増えることがあります。

最初は完全一致やフレーズ一致を中心に始め、検索語句を確認しながら広げるのがおすすめです。

広告文とLPの内容が合っていない

広告文で「無料相談」と書いているのに、LPに無料相談の説明やボタンがないと、ユーザーは離脱しやすくなります。

広告文とLPの内容は必ず一致させましょう。

除外キーワードを設定していない

除外キーワードを設定しないと、意図しない検索語句に広告が表示されることがあります。

配信開始前に最低限の除外キーワードを設定し、配信後も検索語句レポートを見ながら追加しましょう。

配信開始後に放置する

Googleリスティング広告は、設定して終わりではありません。

配信後も、検索語句、広告文、キーワード、入札、LPを改善し続ける必要があります。

Googleリスティング広告の費用目安

Googleリスティング広告は、少額から始めることができます。

ただし、成果を判断するには一定のクリック数が必要です。

月額予算の目安は以下です。

月額予算進め方
5万円未満キーワードや地域をかなり絞ってテスト
5万〜10万円小規模な検索広告の検証
10万〜30万円問い合わせ獲得を目的に本格運用を開始
30万〜50万円複数広告グループやLP改善も含めて運用
50万円以上検索広告に加えて他媒体やリマーケティングも検討

特に競合が多い業界では、クリック単価が高くなりやすいため、少額予算では十分なデータが集まりにくい場合があります。

最初は予算を絞りつつ、成果が見えたキーワードや広告グループに予算を寄せていくとよいでしょう。

まとめ

Googleリスティング広告は、Google検索で商品やサービスを探しているユーザーに広告を表示できる、成果に近いWeb広告です。

問い合わせ、資料請求、購入、来店予約、無料相談などを増やしたい場合に有効です。

設定の流れは、Google広告アカウントの作成、キャンペーン目標の選択、検索キャンペーンの作成、配信地域・予算・入札戦略の設定、広告グループ作成、キーワード設定、広告文作成、コンバージョン確認、配信開始という順番で進めます。

初心者が成果を出すためには、最初からキーワードを広げすぎず、検索意図に合わせて広告グループを分け、広告文とLPの内容を一致させることが重要です。

また、配信開始後は検索語句レポートを確認し、除外キーワードの追加、広告文の改善、LP改善を継続して行いましょう。

Googleリスティング広告は、正しく設定して改善を続ければ、短期的な問い合わせ獲得に役立つ広告施策です。まずは目的、ターゲット、予算、LP、計測環境を整えたうえで、小さく始めて改善していくことをおすすめします。

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