

ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
少し前のキャンペーンですが、アサヒ飲料株式会社が10月27日からの「読書週間」にあわせて、期間限定で商品を発売しました。読書をしながら『三ツ矢サイダー』を楽しんでもらいたいという想いを込めて「三ツ矢サイダーのパッケージ裏面に人気小説家・歌人5名のオリジナル短編小説や短歌を掲載する」というものなのですが、小説や短歌とともに記載されている二次元コードを読み取ると、人気声優の方が朗読してくれるというなんとも熱いキャンペーンでした。私はインスタグラムでフォローしていた小説家の方の告知で知り、発売初日から『読む三ツ矢サイダー』手に入れるべく、会社近くのコンビニやスーパーを梯子しましたが、納入時期がまちまちだったようで買えたのは数日後でしたが、キャンペーン商品を手にしたときのわくわく感と満足感に自分でも驚きました。広告に動かされたイチ消費者になって、あらためて感じることも多かったです。
「読書週間」「秋の夜長」の季節感を抑えつつ、若者から年配の方までファン層を網羅する小説家・歌人の起用(それぞれのSNS告知で知った方も多いのではないかと思います)、思い付きそうでなかなかこれが…私たちも心踊る企画をもっと提案していきたいと思います。
ちなみに私が買った「読む三ツ矢サイダー」はカツセマサヒコさんの短編小説が書かれていました!こんなに三ツ矢サイダーのことを考えた数日は生まれてこの方初めてだったのでは、と思います。