
自分の脳タイプ、知りたくないですか?
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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。
最近はめっきり買い物に出かけなくなりまして、
一番直近に買ったものを思い出してみると、
好きなラッパー(以後、Cさんとします)のTシャツでした。
そのCさんは独特な世界観を持ち、
一部の間でカルト的な人気を博している方なのですが、
ブランディングも独特です。
常に覆面を被っており、私もあなたも、誰しもがCさんだと言い、
某有名バンドのギタリストもCさんとしてギターを弾いていたりします。
私はそこで、ミステリアスで正体不明のものに対して
人間は興味を示す習性があると感じました。
ティザーのように、少しずつ曲を出し、
少しずつその人が生み出すものが明らかになっていきます。
そうして時間が経つうちに、私の期待はみるみる膨らみ、
いつの間にかCさんの虜になっていました。
改めて考えてみると、規模感は別として、
最近のカルトブランディングの成功例だと認識しています。
芸能人にしても、会社にしても、商品にしても、
すべてにおいてカルト的なファンを作るということは
とても有効なマーケティング手法であると感じます。
もちろん良いものを生み出すということは大前提ではありますが、
どれだけ期待させ、夢中にさせるかという部分が肝だと感じました。
私はカルトブランディングにめっぽう弱いです。
ただ、私のハマるものすべてにおいて共通していることは
決してマーケティングが全てではなく、
納得のいくものが生み出されているということです。
何に関しても、日々の努力が最重要ということです。精進します。