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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2025-07-28 MAiL コラム

電子化とアナログ

「選挙の投票ってスマホからできないの?なんで?」
「我が娘よ、大きくなったな。父は嬉しいぞ・・・」
なんて浸る余裕もなく、明確な回答を出せなかったのと久しぶりの父と娘の会話を円滑にまわせなかった。そんな自身の不甲斐なさを恥じました。。。インターネット投票ができない具体的な課題としては、

①本人確認⇒マイナンバーカードを活用する方法は、模索されているようですが、技術的な部分でまだ追いついてないようです。
②投票の秘密⇒これが大きいハードル。端末1つ、IPアドレスさえあれば、本人の特定ができてしまうこの世の中。普段はこれを特定するための議論を繰り広げているのに、まさかの逆の内容が課題でした。
③安定した技術システムと予算⇒これは言わずもがな。

インターネット投票を国政選挙で全面的に導入している国は、現時点ではエストニアのみだそうです。(そうなの?!)アメリカ、フランス、カナダなど名立たる国が、挑戦を繰り返し、まだまだ模索中のようです。(一部の州では実例あり)
少し考えれば、メリット・デメリットは容易に想像できますが、これだけハードルの高い話だとは。「マイナンバーカードの普及率」「インターネット、スマートフォンの普及」日本の中でもまだまだ課題はたくさんありそうですが、是非国民が豊かになる方向に向かっていけるといいですね。他にアナログなことを振り返ってみましたが、この時期でいうと通信簿。毎度先生方は大変だなと、頭が上がりません。ただ、定期テストの結果は、アプリで個別に親に連絡がきます。ご丁寧にグラフや平均、順位も。(塾や予備校と変わりませんね)にもかかわらず、通信簿は、親が学校に取りに行く(・・・ん?どういうこと?)
学校次第のようですが、ご両親とコミュニケーションなるものを定期的に実施する目的もあるようです。子供たちからすれば、もはや何も隠すことはできませんね。カツオ君は、きっとこの時代を嘆くでしょう。

当たり前が変化していく世の中ですが、日々技術の進化と携わる人の努力があり、良い方向にきっと進んでいるんだと思います。広告業界もアナログから変化してきました。ただ、紙やノベルティ等そこに価値を求める人も少なからず一定数存在します。

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野下将宏

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