懐かしいメディアミックスの先駆け
NEW〇〇世代
私たち20代はしばしば「最近の若者は・・・」なんてことを言われます。
何がそんなに違うのかと気になって、
今回“〇〇世代”について調べてみたのでちょっとだけご紹介します。
高度経済成長期と子ども時代が重なるため、戦後のモノ不足を知る世代からは、
「忍耐力がない」「常識が通じない」と揶揄された。
その新人類も、ゆとり世代を「最近の若者は忍耐力がない」と嘆く。
日本がバブル景気に沸いた企業の大量採用期に社会人となる。
「24時間戦えますか?」と高らかに歌う栄養ドリンク剤のテレビコマーシャルが大ヒット。
長時間労働に疑問を持たず、接待会食、接待ゴルフなど、
勤務時間外も仕事の付き合いで縛られるのが当たり前だった。
バブル経済がはじけ、長期の景気後退局面へ突入。
契約や派遣などの非正規の仕事しか得られなかった人も多かった。
運よく正社員として就職できた人も、入社早々から業績悪化、
経費削減、リストラの波にもまれたために、危機意識が強い。
ゆとり教育の時代に学齢期を過ごした。
深夜まで働いて残業代を稼ぐよりも、ワークライフバランスを重視。
「ブランドのバッグがほしい」「カッコイイ車に乗りたい」など、
バブル世代が縛られている物欲から解放されている。
こうして見ると、時代は繰り返すということを実感しますね。
平安時代の書物にも、「最近の若者は・・」という言葉が書かれていたそう。
いつの世も世代間ギャップはつきものですが、お互いを受け入れて、
個を理解して、共存していきたいところです。