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ユニフィットの社員が、担当プロジェクトの広告実績を紹介したり、日々感じていることなどを書き綴っています。またマーケッターが市場の動向を切り裂くフリーペーパー『MAiL』や世の中の(生活者の)トレンドやニーズ、価値観を把握し、広告制作へ反映するために行っている定量調査の分析も公開しています。

2020-04-24 MAiL コラム

フリマアプリで見る1番手の法則

あなたが商品を売る際、他社製品に勝る強みを分析し
訴求するよりマーケット参入の早いほうが顧客の心を掴める。
以前とあるマーケティング書籍の中で記されていた1文だ。
すなわち強みを生み出すことより顧客の心の中に
最初に入り込むことが重要であるという趣旨だ。
これを書籍の中では1番手の法則と記されていた。
この法則についてフリマアプリを例にとって解説していきたい。
フリマアプリと言われれば何を思い浮かべるだろうか。
多くの人はメルカリ、一部の人はラクマも浮かぶだろう。
実際にこの2つがフリマアプリではTOP2なのだが
2018年にマクロミルがとったアンケートによると
アプリ利用率は以下のようになっている。

結果は圧倒してメルカリが多いことがわかる。一体なぜだろうか。
2つのアプリを比較するとメルカリはUIが良く、メルペイに売上を還元できる。
一方でラクマは販売手数料が非常に安く、
メルペイのようなシステムの代わりに楽天ポイントに還元できる。
このように少なくともアプリ性能に大きな差はない。
理由はメルカリが1番早くフリマアプリとして
人々の心に認識付けることができたからである。
だからこそ仮に〇〇といえば?という問いに、
瞬時にこの商品という回答が得られない市場であれば、
そこにチャンスはあるかもしれない。

私自身、この法則を本で読んだ時最初に思い浮かんだ身近な例がフリマアプリでした。
自分自身家のもの処分したいが勿体ない病のため両フリマアプリを利用しています。
売れた数は現在メルカリ:ラクマ=16:12です。メルカリが若干リード中です。

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大山恭平

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